[手の中の天秤]

[手の中の天秤]著:桂望実
執行猶予がついた場合は、被害者または被害者遺族が2年間加害者の生活状況を把握するという制度の法律が本の中にはあります。
加害者の生活態度などの報告は係官がします。
これ、なかなか良い制度だなと思いました。
法律によって実刑にならなかった場合につく執行猶予。
それでは納得がいかない被害者遺族が刑務所に入れるように言えば執行猶予は取り消されて収監されることになります。
制度を申しこんだ時点で必ず収監させようと思う遺族もいるし、加害者への怒りで2年間をやりきる人もいる。
反省をしていると知ればいいわけではない。
加害者にも理由があると係官が同情するのはよくない。
主人公は係官で初仕事からの回想をしていく物語で興味深かったです。

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